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2013年12月21日土曜日

スタジオ・ミドさんの九六式艦上戦闘機ハンズ・オン

スタジオ・ミドさんのサイトより転載
ご無沙汰しておりました。
専門ブログというのはネタが無いとなかなか書けないものですが、今回のネタはこれはもう書かないわけにはいきません。

スタジオ・ミドさんの新作、
”バルフライヤーシリーズ 九六式艦上戦闘機”
が発売されました!

国産のバルサ・スケールキットで、しかも一般模型店で気軽に購入できる物は数十年ぶりではないでしょうか!私が子供の頃、やはりユニオン・モデルのセスナ172とチップマンク(だったかな?)を模型店で見かけて、セスナだけは作った記憶がありますが、それ以来ですね。

九六式艦戦の模型としても、簡単に購入できるのは他には童友社の1/72プラモデルがあるだけですから、かなり貴重です。”風立ちぬ”効果でこの機体にもスポットがあたっていますから、そこそこタイムリーな製品化ではないでしょうか。

ともあれ、わたしも予約し、本日着弾しました。


気になるキット内容ですが、レーザーカットされた部材が9枚に、1.5㎜角のバルサ棒、ピアノ線、プロペラ関係とゴム、翼紙、そしてキャノピーが入っています。










スタジオ・ミドさんのサイトより転載 レーザーカット部材
このキットは現代の設計なので、部品を所定の位置に収めるための切欠きが正確に切り出されており、指示に従って部品をはめて行くだけで正確な寸法が出せます。したがって従来のモデルのように原寸図の上で位置を確かめながら組む必要は無いようで、原寸図は入っていません。

そのかわりにプラモデルのような組み立て説明書とカラー印刷の塗装指示が入っていますね。


この手のキットでカラーの印刷物が同梱されているのは結構珍しいのではないでしょうか。
しかし、その代りに(?)水転写タイプのデカールは用意されていません。付属の紙を切り抜いて貼るよう指示がありますが、ここはデカール自作か塗装で再現でしょう。


スタジオ・ミドさんのサイトより転載 主翼リブ関係
また、この手のキットでお約束のプラスティックカウルとクラークY類似のフラットボトム翼型もこのキットでは採用されていません。カウルはレーザーカットバルサの積層で、翼形は下面も膨らんだ準対称翼型です。いずれもレーザーカットだからできた新しい設計ですね。

特にプラスティックカウルの廃止は地味にありがたいです。あれは簡単に形になりますが、飛ばすときには扱いづらいですからね・・・

さて、早速組み立てに入りますか・・・


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