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2012年7月27日金曜日

Guillow’sのキットをモデラーでもなんでもない奴に押し付けてみた。

一人で作ってばかり居ると、すっかり慣れてしまって普通の人が向き合ったときにどこで引っかかるのか分からない!
と言う事で、友人KにGuillow'sのキットを押し付けて反応を見てみる事にしました。
相手は、模型やフィギュアには多少興味があるが、飛行機の事はさっぱり。ましてプラモデルや完成品以外の模型となると帆船模型なんてのがあるねえ。親父が作ってた。ぐらいの人です。

いきなりキットだけ渡して”がんばって!”と言うのも不親切すぎるので、ハンズで組立てに必要な部材を調達後、某所のファミレスにてキットを開帳して説明してみました。
キットはGuillow's 504 Spitfire Mk.I。既に紹介済みのP-40と同じシリーズで、スパン419mmのキットです。


まずはハンズでキット作成に必須の道具や材料の調達ですが、取り合えず以下の物品をそろえてもらいました。
1・デザインナイフ
2・A3サイズのクリアファイル
3・サンドペーパー 中目セット(#240・#320・#400)
4・サンディングブロック
5・マスキングテープ
6・アクリルクリア塗料(プラカラー)*2
7・模型用塗料筆セット


その他、瞬間接着剤(サラサラタイプのオーソドックスな物。機体組立て用)と木工用ボンド(紙貼り用)も必要ですが、それは100円ショップで調達する事に。
あとカッティングマットもあると良いけど、最悪古雑誌の上で切れば問題ないかと思い今回は無しで。
表面に貼る紙はキットにも付属してますが、サービスでエサキティシュ(プライスパン)を一枚付けて渡しました。

以下、開帳の様子。

まずはキット内容。ダイカットされたシートと、シートに切れ目を入れたバルサ棒のセット、プラ板をバキュームフォームしたノーズカウルやエキゾースト、キャノピー、スピンナー、主翼下面のラジエターやオイルクーラーのパーツ、それにプロペラ周りの軸やベアリングの説明から。

K「え、これ図面だけ?組立て手順とかは無いの?」
H(私)「いや、それはこのHow To Build and FLY A BALSAMODEL AIRPLANEという冊子に作業手順が書いてあるよ
K「英語じゃん」
H「今日本語訳用意してるって。大体君英語読めるだろ?それに作業工程や注意点はBlogにアップしてるからそれ読んで」
K「ふーむ。この図面を見ただけだとどういう物が出来上がるのか分かりづらいな・・・」
H「まあ、それはほら、図解もあるし、うちのBlog見てよ」
K「うーむ・・・この図面どう読めば良いんだ?」
H「原寸図だからこの上で直接組み立てれば良いんだよ。クリアファイルに図面をはさんで、クリアファイル上に部品をマスキングテープで仮止めして、瞬間接着剤で小骨を接着していくわけ」
K「なるほどねえ・・・」
H「あ、ちなみにキットの部品はあらかじめカットはされてるけど、図面と多少寸法が違う場合があるから、ナイフとサンドペーパーで図面に合わせて整えてな」
K「マジかよ!キットってかほとんど工作じゃないか」
H「まあ、バルサ材は柔らかいからさくさく削れるし、そんな大変でもないよ」
K「うーむ、そうか。ところでこの塊(サンディングブロックの事)はなんに使うんだ?」
H「サンドペーパーで表面を均すときは、サンドペーパーをこのブロックに巻きつけて使うのだ。そうすると、均等に上手く削れる」
K「なるほどなあ。まあ、やるだけやってみるわ。しかしこれ、ハードル高いなあ。」
H「どのあたりが?」
K「図面だけだと立体になったときに感じが分かりにくいよ。プラモみたいにこの部品とこの部品をはめ合わせて、みたいな手順がぜんぜん書いてない。あと、パッケージが絵だからどんな物が出来るのか分からん」
H「うーん、そのへんは俺もちょいちょい整備していく予定だ」

と言うような感じでなかなか手ごわいという感触だったようです。取り合えず完成まで作ってもらって、難しかった部分等を教えてもらったらその辺りを重点的にBlogで解説していきたいと思います。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    更新楽しみにしています。。
    今回の取り組み、面白い企画ですね。。私もバルサのスケール機はほとんど素人なので、お友達がどう作り上げていくか興味津々です。。

    では、では。。

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    1. はじめまして!このBlogコメント第一号ですね!
      そもそもフリーフライト機でスケール機って物自体が日本では超マイナーなんですが、海外製だと幾つもメーカーがあってキットも沢山出てる。なんで日本では流行らないんだろう?たぶん色々不親切だからだろう。じゃあ、親切にしてみたら反応変わるかな?という目論見で始めたBlogなんで、いよいよ本題に入ったか、という所ですね。
      渡したキットは最悪途中で放棄されることもありえるとは思いますが、どこでくじけたか聞けるならそれもありかな、と思っています。
      人任せの部分ではありますので、気長に続報を待っていただければと思いますが、今後ともよろしくお願いします。

      かぁさんのBlogも拝見しました。バルサハンドランチをメインでやってらっしゃるんですね。実は手元にGuillow'sのバルサ組みジェット機シリーズ(F-14/F-15/F-16)があるのですが、これらは動力の設定が無いのでディスプレイモデル扱いなんです。でも、パチンコランチグライダーにすれば何とか飛ぶんじゃないか、と思ってるんですが、もし良かったら一機やってもらいたいぐらいです(笑)メールフォームから連絡頂ければキットお譲りしますよ。
      ではよろしくお願いします。

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