昨日の記事で”手順はこの後!”なんて言っておいて日付が変わってしまいましたが、昨日の作業内容をボチボチと。
まずは一昨日作っておいた胴体に、小骨を追加していきます。
こういう縦に走る細い補強の事をストリンガー(縦通材)と言いますが、バルサの模型飛行機はこれで外観を形作っています。
左の写真のように、胴枠の切り欠きに一本づつ接着して行きます。
ちなみに、ストリンガーは胴体の左側や右側に一気に接着してしまうと、胴体が曲がってしまう事があります。
このため、ストリンガーを貼るときは左右交互に一本づつ、キールが曲がらないように気をつけながら貼って行きます。
(余談ですが、私がこのノウハウを知ったのは中学生の時に呼んだ”こち亀”の帆船模型の回で、両津が語っていた薀蓄からです(笑))
ストリンガーは胴体表面に沿うように曲げながら接着して行くので、図面上で精確な長さを出す事は難しいです。
このため、私は少し長めの状態で接着しておいて、余計な部分を後からナイフで切り落とします。
ちなみに、Guillow'sのキットには十分過ぎるほど大量のストリンガー用バルサ棒が付属しているので、多少無駄にした位で材料が足りなくなって焦るという事態にはなりません。
そんな感じでチマチマストリンガーを貼って行くと、胴体完成です。
胴体最後尾の薄くなっている部分は、ストリンガーの断面を斜めに削ってキールに接着しています。
また、ストリンガー以外にも主翼の受けになるダイカット部品や、ゴム掛け用のダウエル固定部品、キャノピーと胴体の隙間を埋める三角形の部品なども接着します。
今回のP-40は、主翼配置が低翼気味の中翼のせいで、ゴムが通る予定の胴体中央部の空間が、幅広のキールと胴枠のせいで非常に狭くなっていますが、ストリンガーを貼る前にこの部分を削って空間に余裕を持たせています。
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